根魚商会流、タックルセレクト&メソッド!


根魚以外のタックルについては、専門に狙っている方々にお任せして、ここでは根魚のみ解説します。
2006/1/1 更新!

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 ここで言うところの根魚は、最大50cm以上に成長するでかソイ&アイナメを指しています。そのため柔らかいスピニングロッドを用いる一般的な『ロックフィッシュ』の概念とは異なります。
 根魚は文字通り海底にある障害物や複雑な地形変化(これらを根と呼びます)の中や周囲にくっついて行動し、一瞬のすばやい動きで捕食・すぐに自分の住処(根)に帰ろうとします。そのため使用するのは根掛りに強いテキサスリグ&ソフトルアー感度が良くてパワーのあるルアーロッド根ズレに強いフロロカーボンライン、この3者の組み合わせとなります。詳しくは各項を見てくださいね。もちろん人の好みもありますから、ここで紹介するのはあくまで商会流で。


←狙うのはこんなヤツラ。



この釣りで重要なのは、しっかり底を感知できること。
オモリのサイズなんかもこれを基準に決めます。
たとえば港内オカッパリだと2〜4号(オモリの1号は3.5グラム前後で、1/8オンスと捉えてOK)程度で十分。地磯なら3〜6号、ボート根魚は自分が不安定なので4〜8号を使うことが多いかな。

ただしいずれの場合も軽いオモリの方が引っかかりにくく疲れにくいのは確かです。
ルアーの操作はボトムバンプ(細かく跳ねる動き)とリフト&フォール(竿でルアーを持ち上げるようにして、スーッと落としていく)がほとんどです。

魚が食ってくるのは
『フォール中』『ルアー着底の瞬間』『動かすのを止めた瞬間』『引っかかりを外した瞬間』
などが多いので、そういった時にはいつでもフッキングOK!な体勢にしておきます。

魚のアタリはその時々の状況でドカン!ときたりコツッと微かなものだったりします。ですから、なるべく糸のたるみを出さないようにします。

で、ゴツッ!ときたら間髪いれずにズビシィッ!!とアワセてやりましょう。
縦方向ならば、ロッドを胸元にひきつけて体を後ろへ反る感じ。これが一番強力です。
横方向ならば腕の動きに合わせて腰を回転させます。魚の硬いアゴを貫く気持ちでやりましょう。

フッキングを強く入れるのには理由があって、まず魚が根に引き返すスキを与えないこと。
じゃないと簡単に潜られてしまいます。もうひとつは最初は鋭いハリも何度が障害物を通過するうちにフックポイント(先端部の刺さっていくとこ)が甘くなっている可能性があること。
後者はハリによっても差がありますので、より良いものを探しましょう。

フッキング後はロッドのパワーを頼りに一気に浮かせます。ここでロッドのトルクが活きてきますので、なるべくパワーがあった方が楽。バスロッドでいうとヘビークラスですね。

十二分に魚とファイトしたら、さあ、取り込みです。
可能な限りそのまま引き抜いてしまったほうがバラシにくいですが、ハリの刺さりが浅かったり高い堤防などでは無理があるので玉網は必須。
磯では状況次第ですが、ハンドランディングもしくは一旦波打ち際に上げるなどしてタックルに負担を掛けない方法をとりましょう。
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ソフトルアーを使うためのリグ(針とオモリのセット方法のこと)はジグヘッド、テキサス、アンダー(ダウン、ドロップともいう)ショット、キャロライナ、フロリダくらいでしょうか。

普段はシンカーを固定しないテキサスが中心で、ルアーはオモリから離れて漂うような自然な動きになるわけ。
どうにも潮が早い場合や、自分の位置が動くボートの時、メリハリの効いた動きに反応が良い場合はシンカーを止めたほうが釣り易い場合もあります。

ルアーは種々使いますが、魚の捕食対象が『魚系』か『底生物系』のどちらかなので、使用するのはホグ・クロー・グラブ系・シャッド系など。
根魚の大好物であるハゼ系の魚とエビ・カニ類は通年エサになっているようです。
ちなみにカニ類を食べている魚が一番美味です。きっと高タンパクの栄養食なんでしょう。

サイズは3・4インチが基本サイズです。
 
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メインに使用するのがテキサスリグですので、それに向いたロッドを選ぶといいですね。
バスロッドのうち、ジグロッドと呼ばれるものもしくは根魚専用ロッドがいいと思います。
パワーが必要なので、基本はベイトタックルです。

まずは感度が良くないと底の状況を知ったり魚を感じたりできませんので、ファストテーパーと標記されたものかレギュラーテーパーで張りの強いものが向いています。

次にロッドパワーに注目。『50cmの根魚を根から一気に引き離す』ことが必要なのですが、単純に判断するならロッドの使用可能なルアーウェイトを見て、1オンス(約30g)以上であればOK。あとは長さですが7フィート前後が汎用性も高く、使いやすいようです。

リールに求めるものはスムーズにスプールが回転してある程度ラインをストックできるもの。
遠投するならば14ポンドを150mくらい巻いておいた方が安心。加えて防錆ベアリング採用だとメンテが楽です。
ラインについて ↑戻る
フロロカーボンと前述していますが、単純に直線の強度と結束強度からいえばナイロンが最強なんですよ、実は。しなやかで扱いやすいためナイロン派の方も多いかと思います。

問題なのは『ラインが障害物に擦れる』場合で、それに強いのがフロロ。
PEにショックリーダーもOKですが、結束部があると要らぬトラブルの元になりかねないのと、リーダーが切れてしまった時にすぐにリカバーできないので、まずはフロロがいいですね。

フロロを結束する場合に注意したいのが摩擦熱に弱いってとこ。
結束時は必ずツバで滑りをよくしてやること。
ノット(結び)はいろいろあるけれど、一番いいのが『パロマーノット』でコイツは摩擦ではなくラインがラインを押さえるため安定して強度を出せるのが特徴。慣れると簡単だしね。もうひとつ摩擦系の『ユニノット』も単純で使いやすいです。

もし不足なら実験の結果最強だった『ダブルユニノット』を使いましょう。結束の方法についてはもっと詳しいサイトがあると思うんで、割愛します。
〜もっとウンチク〜
 もっとディープな話、聞きたいという物好きな方はどうぞ
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まず、タックル選択の前提としてソフトルアー(単にワームと呼びます)を使います。
なぜかといえば根をダイレクトに撃たないと釣れない、とくに大きい魚は条件の良い障害物周りに付いていると思われるからです。
起伏の激しい海底、そこには海草べったり!という場所が当たり前なので、必然的に針が一本のソフトルアーで、針先が隠れるテキサスリグ、となります。
テキサスはラインに遊動式の錘を通してビーズなどを入れ、ワーム用のオフセットフック(針のチモトが折れ曲がっていて、ワームを引っ掛けやすくしてある形状)と結んだもの。
簡単に作れて根掛かりしにくく、なにより単価が安くあがる!と言うのがメリット。
ロッド ↑戻る
 テキサスに向いたロッドは数ありますが、そのなかから自分の釣りに適した1本を探すのはなかなか難しいものです。根魚商会的タックルは、いまやベイトのみ。テキサスはベイトタックルにマッチするスタイルですね。
ロッドレングス(長さ)
 ポイントまでの距離、足場の高さなどから適した長さを決めます。竿によりますが、ロッドは短いほど感度がよく、ルアーを動かす(アクション)ことやフッキングレスポンス(アワセ)に優れるようです。反対に長いほど飛距離がでやすく、フッキングのストロークが大きくとれる(一気に魚を浮かせることができる)といえるでしょう。ただし飛距離はしなやかさに大きく左右されます。また、支点が高くなる長いロッドのほうが根掛かりを外しやすいような気がします。
 そんなわけで汎用性の高い長さで7フィート前後を選択することが多いわけですが、15メートル程度の範囲を狙うならば感度重視で6フィート前後、という選択もアリです。当然ですが竿の自重は短かれば軽く、長ければ重くなります。
ルアーウェイト(使用するルアーの重さ)&ラインウェイト
 ほとんどのテキサスロッドの場合、1/4〜1オンス(7〜28グラム)という表記です。通常はコレで十分。ただしロッドの上限値付近(1オンスまでのロッドで1オンスを使った場合など)ではとても使用感が悪くなる(重くかったるい感じになる)ので、仮に1オンスをメインにするならば2オンス程度まで扱えないと快適じゃない、と思います。
 ラインウェイトに関してはあまり気にする必要はありませんが、小さいガイドで太いラインを使うと飛距離が出なくなってしまいます。
アクション、テーパー(先調子・胴調子、ロッドがどこまで曲がるか)
 テキサス用、と銘打ってあるものはほとんどがファストテーパー(竿先だけが動く)だと思います。これがレギュラーやスローテーパーになると、竿の真ん中や根元まで曲がってしまうので水中の状況が分かりにくくなり結果として根掛かりが増えてしまうでしょう。その分魚には違和感を与えにくくなるため食い込みが良くなります。まれに硬いファストテーパーのロッドでは、魚が食いついてもそれをはじいてしまう、ということがあります。この場合はラインの張り具合を少し緩めにしておくといいでしょう。好みもあるのですが、メーカーによっても違いがあり、同じファストテーパーでもコンバットスティックは張りが強く、シマノのロッドはしなやか。デストロイヤーなどは中間的といえる気がします。
 また、テーパーはレギュラーでもテキサス用、というのがあります。この場合は張りが強くなっていてロッド全体がビンビンに硬い場合が多いです。こういう選択もアリです。
 たまに可変テーパーというロッドがありますが、これは通常使用時にはファストで魚がかかってからロッド全体で受け止めるためにスロー気味になる、といった荷重によって変化するアクションと考えればいいかと思います。
 硬いロッドより少し柔らかいほうがキャストしやすく、飛距離もでる傾向にありますが、柔らかさは根掛りの外しにくさに関係してきます。
素材(カーボン・グラス・ボロンなど)とパワー(ライト・ミディアム・ヘビー)
 ロッドの素材に関しては、張り・感度のカーボン、乗り・粘りのグラス、といった感じ。他にもコンポジット(カーボンとグラスの混合)やボロンなどがあるものの、ほとんどのテキサスロッドはカーボン製。ちょっと高級なロッドだとボロン(頑丈だがちょっと重い素材)だったりします。グラスはミノーやクランクベイトといったリールを使って巻き巻きする釣りに向いているので除外していいでしょう。
 まずは素材ではなく、『どんな状況で使うことを目的にしているのか』を重要視してみましょう。たとえばピッチングはルアーを丁寧に送り食い込みを重視する傾向があるし、カバーテキサスやフリッピングなら障害物ごと魚を引き抜くパワーが備わっていたり、とそれぞれ性格が違います。中にはある特定の目的のために造られ、ひとつの特殊な使い方でのみ威力を発揮するロッドなんてのもあるので、注意しましょう。逆になんでもこなせるロッドというのが一番貴重な存在なのかもしれませんね。
 根魚を狙う上でパワーは必須。相手はバスではなく根魚です。あればあるだけ有利になります。ヘビー以上が好ましいでしょう。
ガイド・外装関係
 現在主流となっているガイドリング(ガイドフレームに収まっているラインが触れる部分)は炭化ケイ素を主としたSiCです。これをベースとしてより耐衝撃性が高くラインとのこすれに強いのがゴールドサーメットといわれています。ただ、ゴールドサーメットはラインに付着した塩分により傷がつく、とも言われます。どちらがいいということはありませんが、コストの安いSiCで十分だと思います。
 次にガイドフレームですが、ステンレス・チタンなどのうち耐塩性と軽量であることからチタンが理想です。チタンはステンに比べて柔らかいためぶつけた衝撃でガイドリングが外れてしまうことがありますが、そんなときは修理ついでにステンガイドに変更するという手もあります(トップガイドの場合)。チタン以外の素材でも、特殊コーティングで錆びにくくしてあったり(海用のルアーロッドに多い)、そうでなくとも使用後に洗浄を励行することで錆は防ぐことが出来ます。
 ガイドの取り付け部分をガイドフットといいますが、これもダブルとシングルとがあります。実用上の強度は変わりませんが、乱雑に扱えるのはやはり2本足のダブルフットですね。
 塗装に関してはいろいろです。最近はカーボン自体の強度と色を活かしてあえて無塗装、というロッドも多いです。塗装の厚さは感度に関係してくるといわれています。が、そんなことより気に入ったカラーのものを選んだほうが良いでしょう。
デザイン、カラーリング
 上とかぶる話になっちゃいますが、せっかくロッドを手にするのですから、どうせなら自分の感性にあったデザインやカラーを選びたいですね。最近はEVAもコルクもセパレートグリップモデルを見かけるようになってきました。また、自分で改造したり個人のロッドビルダーがチューニングしてくれるところもあったりします。
 リールシートも各メーカーがロッドのコンセプトにあわせて独自のチューニングをしています。手の大きい人に薄いリールシートはちょっと不向きかな?
 ブランク部のカラーリングはそれぞれ個性的。あえて塗装はせず、素地のカーボンブラックのみ、なんてモデルも増えてきました。そして特筆すべきはテムジンシリーズでしょう。光の角度によっていろいろなカラーに変化していく『マジョーラカラー』は見ていて圧巻。他にも、デストロイヤーなんかもアクが強くて個性的。
 以前に比べてデザインの選択肢もだいぶ広がってきました。実際にロッドを見て、気に入るかどうかにかかっています。
リール ↑戻る
 ロッドの次はリール。ルアーはキャストしないと始まらないですよね!最近はソルト対応のリールも増えてきて嬉しい限り。そのリールを選ぶポイントは…?
糸巻量
 これが重要です!遠くまで飛ばして釣るのか、足元に落としていくのか。遠くを釣りたい場合は、シマノでいう『パワーアルミスプール』くらいのキャパがないとツライですね。フルキャスト&底まで沈めるとなると、それだけで50mくらいのラインが水中に放出されることになります。それだけならいいんですが、根掛かりやラインについた傷などが原因で切れてしまったとき、そしてそれが続いてしまったら…?すぐにスプールは空っぽ!そんな状態にならないためにも、ライン巻量には余裕が必要だと思います。
 もし、港内のオカッパリのように飛距離も出さず足元を狙っていくのであれば、ラインキャパよりも軽さや扱いやすさで選んでOKだと思います。具体的にはアンタレスARやスコーピオンMgなどがそれにあたります。
ベアリングの数と耐塩性
 ここ数年でソルト対応のボールベアリングが進化しています。シマノのAR−B、ダイワのCRBB。しかしながらベアリングは消耗品です。回転部をボールで支持していますので、メンテしていても使い込めばやっぱり減ってくるようです。通常では10000〜20000時間がベアリングの限界とも言われます。そこまで使うことはないかもしれませんが、最近回転がイマイチ…と思っている方はオーバーホール&ベアリング交換でリフレッシュできるかもしれないですね。
 耐塩ベアリングだからといって油断は禁物。こまめに洗浄と注油をすればノーマルベアリングだって問題無しですよ。
 ところでベアリングは回転箇所を支持しているわけですが、それが多いということはそれだけスムーズなリーリングが可能だということ。それではベアリング数が多いリールのほうが飛距離が出るのか?というとそうとは限りません。通常、スプール(シャフト)を支持するベアリングは左右に1個ずつの2個。これはどのリールも変わらないので、『飛ぶ』のはベアリングのクオリティとブレーキが適切か否か、だと思います。
サイズ
 リールにもサイズがありますよね。分かりやすいところでカルカッタシリーズなどは各サイズが揃っています。
 その中で何を基準にするかというと、ラインキャパや巻き取り量(ローギアか、ハイギアか)、そして使うリグの重さによります。ラインキャパはアフターパーツや流用チューンで調節することも可能なので、事前に良く調べてみましょう。巻き取り量はハンドル1回転あたり何センチラインを巻き取るのか?ということですが、これは当然ハイギア(6.3:1以上)になるほど多くなり、ローギア(5.8:1以下)ほど少なくなります。ハイギアは文字通り巻取りスピードが速くなりますので、一般的にはラインスラック(たわみ)を取りながらのテキサスなどに向いているといえます。魚とのやり取りも有利になるでしょう。ローギアは巻き取りの力が大きくなりますので、巻き物(ジグやハードプラグなど)のようにリーリングの時間が長い釣りに向いています。
 しかし、あえてローギアモデルを選ぶというのもアリ。なぜなら自分の釣りのペースを落とし、長くルアーを魚に見せることが出来るからです。ハイギアだと自分が思っているよりもテンポが早くなりがちなので、リールで調節してやろうというわけです。
 次に使うルアーの重さですが、たとえばアンタレスだと1/2オンス(14g)程度以上のルアー(ワーム・フック・シンカー全体の重量)にマッチしているように感じます。これはブレーキの調節次第ではありますが、もし7g前後をメインに考えるのであればカルカッタ100クラスやスコーピオン1000などブレーキ(スプール径)の小さいモデルを選ぶと良いでしょう。リグが軽ければ慣性力も小さくなりますので、繊細なブレーキ&スプールのほうがいいと思います。
 ただし、小さいリールはパワー的な限界(ドラグ力など)も小さいのでそれをお忘れなく…。
マグネットと遠心ブレーキ
 ベイトリールはルアーの重さと遠心力によりスプールが回転し、ラインを送り出す構造です。スプール自体が回転するため、それを制御するブレーキが必要となります。ダイワのマグフォース、シマノのSVSが有名ですね。
 では、どちらがいいのか?というと使うステージにあわせるのがベスト…となるわけですが、マグネット式は確実で常に一定のブレーキを効かせることが出来ます。よって空気抵抗の大きいハードルアーをキャスティングする場合や、風の中で確実に回転を制御するのが得意といえます。反面回転の立ち上がりが鈍く、常にブレーキのほうが先手をいくので飛距離に不満が残ります。遠心のほうは古くからあるシステムでスプールがまわる遠心力によりブレーキシューを起こして摩擦を発生させるもの。アブやシマノが多く採用しています。特徴としては回転の立ち上がりが鋭く遠投に有利、反面ちょっとした空気抵抗の変化にも敏感と感じます。
 ベイトに慣れている方は遠心、初心者にもやさしいマグ、といった感じでしょうか。
 使い方としてはキャストコントロールは<沈んでいくリグの重さで自然にスプールまで回転してしまうくらい>がベスト。もちろんブレーキ設定はMAXが基本。せっかく<クラッチ式>でスプールフリーにできるベイトを使うのであれば、これをやらないともったいないですネ。ただ、慣れるまでは取説にあるとおり設定してみたほうがいいかもしれません。
デジタルコントロールブレーキ
 従来の物理的回転を利用するブレーキではなく、デジタルコントロールにより回転数に応じて最適なブレーキをかけてやろうという発想が実現。従来に比べて確実に『もうひと伸び』するシステムです。遠心の鋭い回転とマグネットの確実な制動が同居したような使用感。
 これからの研究でさらなる軽量化と低コスト化が進んでいくことを期待!
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ナイロン・フロロ・PE?
 ライン(釣り糸)には、主に次の種類と特徴があります。
・ナイロン 一般に釣り糸というとナイロンラインを指していると言ってもいいほど広く認知されており、ユーザーも多いと思われます。適度なしなやかさと伸びがあり、リールへのなじみもいいためトラブルも少ないようです。伸びがあるため衝撃吸収性に優れ、引っ張り強度・結束強度では次に登場するフロロカーボンよりやや優れています。特にテンションが掛かってからの初期の伸びが大きく、感度的には他素材に劣ります。また、吸水性があるため性能の劣化が早く、キズに弱いので適時巻きかえる必要があります。
・フロロカーボン ナイロンに比べ伸びが少なく、硬質な素材で傷がつきにくく耐磨耗性に優れます。特に初期の伸びは小さいため感度がいいと感じるのはそのためです。比重が大きいためすばやく沈降し、水の屈折率に近いため水中では目立ちません。吸水性は無いのでラインの寿命は長くなるようです。ただし硬いので扱いに難があります。
・新素材系ライン PEに代表される新素材ラインは、ポリエステル等の繊維を単数または数本撚った形状で吸水性が無く伸びもほとんど無いのが特徴。そのため感度的にはとても優れており、クセもほとんどつかずライフサイクルは長いためコストパフォーマンスが高いようです。比重が小さくラインが浮くような状態となるが視認性は良好。ただし結束強度は直線強度の30〜40%程度であり、注意を要します。また、磨耗(キズ)と熱に弱く、摩擦が発生する状況ではとても不利です。強度的にナイロンの2.5倍以上出るためタックルへのダメージも懸念材料といわれています。コシの無い素材なので扱いには慣れが必要です。
・メタルライン 鮎などのごく特殊な用途にのみ用いられるラインで、名前のとおり金属繊維です。比重が大きく伸びが無いのが特徴。
 とまあこんなもんでしょうか。新素材ラインは根ずれに弱く、リーダーシステム必須のためバスタックルを使用するこの釣りには不向きです。シーバスやフラット等のほうに向いていると考えています。そうするとナイロンかフロロか、となるわけですが、最近は中間的な性質を持った特殊コーティングラインも多数見かけますので、そういう選択も有りですね。通常この釣りではフロロが多用されていますが、扱いやすく伸びがあるナイロンをビンビンに硬いロッドに組み合わせる、といった使用法もありますので、偏見を持つよりは実際に使い比べてみてみたほうがいいと思います。
 ラインについてもっと詳しく知りたい方は、サンラインのHPを覗いてみて下さい。素材ごとの特徴などが詳しく解説してあります。
柔らかいフロロと硬いフロロ
 ここからはメインで使用しているフロロラインについて。フロロも、メーカーや銘柄によって使用感にかなりの差があります。市場に出回っているほとんどのルアー用フロロカーボンラインを試した結果、しなやかさではクレハ・東レが秀でており、フロロの基本性能である耐磨耗性ではサンラインとデュエルがオススメできる存在です。もちろん東レラインが耐磨耗性を重視していないと言っているわけではなく、それぞれの方向性があるように感じます。お好みで選んでOKですね。
 が、それも12、14ポンドくらいまでの話。16、20ポンドとなってくると素材の硬さが先にたってしまうのであまり違いを感じることが出来ません。そのくらいの太さだとリリースされているラインも限られてきます。
最近ハマってるPE&リーダー
 最近志向が変ってきて、PEが凄くお気に入りです。
 上の記事の中では否定的なことを言っていますが、使い始めたきっかけはジギングであまったラインをなんとか使えないか?というリサイクル魂。それをとある場面で使用したところ、すごく使えるものだと気づきました。それは何かって言うと、足場の不安定なテトラ。そしてそれが根掛りしちゃったとき、フロロだと足場を確保してぎりぎりと引っ張らないと切れなくて、危ない思いをすることも度々でした。初期の伸びが小さいフロロもいざ切ろうとするとすっげぇ伸びるんですよ、これが。
 ソレにくらべてPEだとクルクルッと手に巻いて(当然グローブ必須)グイッとワンアクションでOKなのです。コレに気づいた時は、『なんて安全なんだ』と思ったもんです。
 
 その後ラインシステム見直しながら使っていますが、最初はビミニツイストで作ったダブルラインをオルブライトノットで結束するという、ジギングそのままでやっていました。でもこれだとダブルライン作るのが面倒でしかもノット部分がガイドを直撃するし、オルブライトは確実に作らないと脆弱。
 今使っているのはシャウト!の『ボビンノッター』。コイツのPRノットは強力でガイドの抜けが良く、結束もかんたん(それでも時間はかかります)

 今のラインシステムは
   @8本撚りPE25LB(1.5号)にフロロリーダー20LB
 
 これを使うとリーダー結束部は残ってリーダーもしくはユニノットのほうが切れるので、根掛りも怖くない。でも5回くらい根掛りを切った後は負けることもある。そんなときはあきらめてクルクルやりましょう。

 このボビンノッターは、細いライン用(3号以下)と一般的なジギング用とがリリースされてます。
 広報の場合、ジギングでは3号、ロックで1.5号、スピニング用で0.8〜1号など使いますが、サイズの大きいほうで全部賄ってます。実際使ってみると、細いラインは挟み込むことが出来ないんですが、メインラインの先端に結びコブを作るだけで解決!その後のノットも組みやすくなります。

 
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